知らないとモグリ!?マドリードの裏路地で食べる老舗ホットチョコレートとチュロス屋さんサンヒネス !【Chocolatería San Ginés】

San Gines マドリードのサンヒネスのチュロスとホットチョコレート
Chocolate con Churros

マドリードっ子で知らない人はいない超有名ホットチョコレート屋さんと言えばチョコラテリア·サンヒネス★Chocolatería San Ginés

とろけるホットチョコレートとサクサクチュロスを一度食べたら虜になること間違いなし!17世紀に建てられたサン·ヒネス教会の路地裏の歴史あるアーチが素敵な一角にあるお店です。

マドリードの裏路地に佇むサンヒネス

San Ginés マドリードの老舗ほっとチョレートとチュロス店サンヒネスの看板サン·ヒネスのは創業1894年!

骨董品のランプシェードに、独特の木彫り装飾。クリーム色と深みどりの色合い。看板にはレトロな文字で創業年「AÑO1894」と表示されたここが、老舗カフェ・サンヒネスの入口です。

San Ginés チュロスとホットチョコの老舗マドリードのサンヒネスのテラス席
サンヒネスの歴史あるアーチ

教会の裏路にあるアーチ門は、路地裏の建物とサンヒネス教会の間にかかっています。このひっそりした一角に、マドリードの老舗チョコレート店があるのです。


Chocolatería San Ginés マドリードのサンヒネスの店内大理石のカウンター
サンヒネスの店内

店内に一歩入れば白い大理石のカウンター。深みどり色の壁には歴代の常連さん達や有名人達のモノクロ写真が所狭しと飾られ、サン·ヒネスの歴史を物語っています。

漂う雰囲気は創業当時の1894年のまま。まるでタイムスリップしたかの様な可愛いカフェです♪


サン·ヒネス名物のチョコレートとチュロスとは?

Chocolatería San Ginés マドリードのサンヒネスのチュロスとポラスとホットチョコレート
絶対食べたいサン·ヒネス名物ホットチョコレートとチュロス

【自慢のホットチョコレート】

サン·ヒネスで絶対食べたいのが、ホットチョコレートチュロスポラスの組み合わせ♪

自慢のホットチョコレートは、びっくりするくらいとろ~り濃厚なテクスチャーです。初めて私がスペインでこの濃厚ホットチョコレートと出会ったときは、輝くツヤとろみドッカン!と衝撃を受けたものです。

ホットチョコは甘いけれど、大人チョコのほろ苦さもプラスされた絶妙な味わいです。今ではすっかりこの味に慣れてしまって、この濃厚な味でないとホットチョコレートを飲んだ気になりません♪ (*^^*)

Chocolatería San Ginés マドリードのサンヒネスでの厨房
忙しくチュロスを揚げる続ける調理場

【チュロスとポラス】

ディズニーランドで食べるシナモン·シュガーがかかっているシュロスのイメージが強いと思いますが、スペインのチュロスやポラスは生地を素揚げしてあるだけでお砂糖はかかっていません。この素朴なスペインの味はみんな大好き♪

Churros チュロス:細めでサクサク
Porras ポラス:バトンの棒みたいに太めで食べ応えあり

【チョコとチュロスのおいしい関係】

とろみのあるホットチョコレートにチュロスやポラスをつけながら食べるのがスペイン風。揚げたてのチュロスにホットチョコレートは相性抜群です♪


いざ注文してみよう!

Chocolatería San Ginés マドリードのサンヒネスのできたての渦巻き状のチュロスとポラス
出来立てチュロス(手前)とポラス(奥)

サンヒネスのチュロスとポラスはぐるぐるの渦巻き型
これが切り分けられてサービスされます。

【オーダーの仕方】

1. まず入口で長い列に並びレジで注文してお支払い。
2. オーダーして引換券チケットを貰う。
3. 好きなテーブル席に座る。
4. 席についたらオーダーチケットをウエイターさんに渡す。
5. ホットチョコレートとチュロスが運ばれてくる♪

お店は嬉しいテラス席、地下にもテーブル席があります。日差しを避けるひさし付きのテラス席は、パリのカフェみたいにストーブ付き。冬でもテラスで楽しめちゃいます。

【チュロスの種類】

チュロスは基本的にダース単位、場所によっては本数で注文するのが地元風です。サンヒネスの場合は《セットメニュー》があるので悩むことなし♪

ホットチョコとチュロス6本セット(約€4)が便利です。
Chocolate con 6 churros

★裏技★
2人で行くなら、ホットチョコとチュロス6本セットにホットチョコ一杯(約€2.60)を追加して、チュロスをシェアするとちょうどいいです。好奇心ある方はポラも追加オーダーして味比べしても楽しいです。

【お水も一緒に注文するのが地元風】

地元っ子は必ずお水(無料)をグラスで注文します。水道水ですが、甘ったるいチョコレートを飲んだ(食べた)後はお水が必須なので忘れずに♪ちなみにマドリードの水道水は飲料可能ですが、ミネラルウォーター(有料)もありです。

【チョコレート屋で役立つスペイン語レッスン】

Chocolate Caliente:ホットチョコレート
Churros:チュロス
Porras:ポラス
Agua:お水

【昔と今と思うこと】

私が海外駐在生活から再びスペインへ戻りびっくりしたのは注文方法が変わった事。以前は席についてからウエイターさんに注文して、チョコレートやチュロスが運ばれ、美味しく食べた後にお支払いすると言う一般的なカフェでした。

新システムは、合理的だけれど流れ作業っぽくてなんだか味気ない感じです。私的にはこの新システムのお陰で、空席待ちをしている先払いしたお客さん達が、あちらこちら店内やテラス前に溢れ、食べてる時なんだか落ち着きないなぁと感じることも。(^_^;)

一度だけ残念だったのは、運ばれてきたチュロスとポラスが冷めてた事。夏休みとあって観光客が多すぎて、給仕が間に合わないないのかな?今までこのお店でアツアツしか食べてなかったから少しがっかりです。ぜひ皆さんにはアツアツで食べて欲しいなぁって思います。

【まさかの!?】

ちなみに、マドリードっ子の夫ですが「これが噂のサン·ヒネスか!」と。どうやらサン·ヒネスに行ったのが今回が初めてだったそう!うっそ~!マドリっ子なのにモグリじゃない!そう言えば、一度も夫と一緒に来たことがなかったなぁ。思いがけず、我が家の夏休みの良い思い出になりました♪


サン·ヒネスとかわいい義理の母

Chocolatería San Ginés マドリードのサンヒネスの古いホットチョコ器
歴史を語るモノクロ写真と飾り

義理の母と旧市街をお散歩して、サン·ヒネ教会付近を通る時、必ずと言っていい程サン·ヒネスのチョコレート屋さんの話が出ます。チョコレート屋さんと一緒に、子供の頃の思い出が一気に溢れるみたい!お義母さんの顔がとても無邪気になって可愛いのです♪

Chocolatería San Ginés マドリードの裏路地に佇むサンヒネスと仲良く歩く老夫婦
市民に愛されるサンヒネスがある路地裏


老舗は今も現役です

お店は以前にもまして観光客が増え、すっかり地元の仲良しおば様グループを見る機会が減ったけれど、裏路地の老舗のチョコレート屋さんは今でも現役!みんなの気持ちをホットにしてくれるのは確かです♪

現在は年中無休、24時間営業です。朝、お昼、夕方、クリスマスなどのイベントがある時はとても混雑してますが、夜中や早朝は空いてます。夜中にチョコ~って感じですが、バルで飲んだ後の締めチョコ夜遊びした早朝の朝チョコも格別。地元マドリッドっ子風でおすすめなのです♪



店舗情報と一言メモ

Chocolatería San Ginés スペイン・マドリードの老舗サンヒネスの入口
Chocolatería San Ginés, Madrid

1. チュロスを食べてしまった後に何か追加注文したくなったら、列に並ばず、レジで直接追加したい旨を言ってお支払いすれば追加注文できます。

2. お店の場所はソル駅とオペラ駅の間の繁華街。目印はアレナル通りにあるサンヒネス教会。教会裏がサンヒネスです。

3. 今回初めてサンヒネスのホームページを見たら、日本にも店舗を構えてるの事!知らなかった~!今もあるのかな?次回里帰りした時は、マドリード本店と日本支店との味比べしないとです♪


Chocolatería San Ginés
チョコラテリア·サン·ヒネス
基本的に年中無休24時間営業


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