日本の妖怪達がやって来た!マドリードで鑑賞する妖怪展《Yokai: Iconografía de lo fantástico》

マドリード妖怪展にて
妖怪の絵柄が描かれた着物と帯の展示品

まだ暑いマドリードですが、暦は9月になりました。夏のバカンスシーズンもそろそろ終わり。夏の余韻を楽しみながらも、夏休みを終えてマドリードへ戻って来た友人らと、再会の連絡が始まってます♪

「Hola! マドリードに帰って来たよ。久しぶりに会わない?」長いバカンスからマドリードへ帰って来た、ロシア人のマヤからの連絡です。今回のお目当ては会っておしゃべりはもちろん、日本大好き&油絵を描くのを趣味とする彼女がみつけた、王立美術アカデミーで展示中の《日本の妖怪展》を鑑賞しに行く事です♪

  王立美術アカデミーで観る妖怪たち

Yokai : Iconografía de lo fantástico 
Real Academia de Bellas Artes de San Fernando

訪れた日の美術館前は、工事の埃と騒音がひどかったのですが、美術館を一歩入るとひっそり静か。そんな重厚な美術館建物の特別な一角に、日本の妖怪展が設けられていました。

入口でパンフレットをもらい、展示されてる日本の妖怪達とご対面です!テーマ毎に整理されていて、展示品が見やすい~♪妖怪の絵画だけでなく、妖怪の絵柄のある着物すごろく刀のツバ人形などなど展示品の種類も多く、よく集めたなぁと感心です!

浅倉当吾亡霊図 Utagawa Kuniyoshi (1798-1861:江戸時代)

右上:神戸人形
左下:妖怪図京焼鉢




小さい頃はお化けや怪物や妖怪が怖くて、まともにこういった類の作品は鑑賞した事がなかった怖がりの私。大人になった今、改めて妖怪絵図をみると、構図といい、色合いといい、怖いけどお茶目だったりする独創的な日本の妖怪たちは、素晴らしいの一言です♪

懐かしい日本の和綴じで製本された冊子。和紙に墨で描かれた温かみのある絵図で描かれた妖怪達。日本から遠く離れたマドリードで、江戸時代の作品が鑑賞できるなんて、とても不思議な感じです。

  日本の妖怪とスペイン

白鬼夜行絵巻と来場者

だいぶ前にスペインでも上映されて、今でも大人気な「千と千尋の神隠し」こと「El Viaje de Chihiro(スペイン語題)エル·ビアヘ·デ·チヒロ」。その世界を思い起こすような作品も数多くありです。

プラド美術館ほどではないけれど、途切れない程度の来場者たちが、興味深い様子で日本の妖怪達を見入ってました。日本人の方には今回遭遇しなかったのですが、スペインは今、空前の日本ブーム!日本文化について関心があるスペイン人が多いなって実感し、なんだか嬉しく思います。

源頼光公館 土蜘蛛妖怪出現図 Utagawa Kuninaga

大江山絵巻 Takuma Yusan 1748


土蜘蛛退治図刺子半纏と館内の様子

今年2018年は、日本とスペインの外交関係が樹立されて150周年の記念すべき年。この妖怪展はその一環なのかしら? ちなみに妖怪展は9月23日までです。

美術アカデミーはソル広場から徒歩2分。静かでクーラー効いて涼しいし、入場無料。マドリードの観光途中でも、日本の妖怪達に会いたくなったら、気軽に立ち寄ってみるのもおすすめです♪


Real Academia de Bellas Artes de  San Fernando
王立サン·フェルナンド美術アカデミー
開館日:火曜〜土曜10:00-14:00, 18:00-21:00
    日曜・祝日10:00-14:00
※月曜閉館
http://www.realacademiabellasartessanfernando.com

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